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【社会人向け】文章力を高めるトレーニング方法5ステップ|毎日続けるコツやおすすめの講座を紹介

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こんなお悩みを解決できる記事を書きました!


文章力を高めたいけど、実際にどのようなトレーニングをしたらよいのかって気になりますよね。

「メールの文章を考えるのに苦労している」

「書くのがぶっちゃけ苦手だけど、本当に文章力は高くなるの?」

「文章力を高めて今の仕事に活かしたい!」

僕も最初は書くことへの苦手意識があり、メールを送るまでにかなり苦労をしていました。

しかし文章力をあげるトレーニングをしてみたら、メールの文章がすいすい書けるようになって良いことだらけ。

まずはできることから、少しずつトレーニングをしてみることがおすすめなんです。

いきなり長文を書くのではなく、メールやプレゼン資料など身近なところから書き始めると良いでしょう。

といっても、具体的なトレーニングを知らないと、なかなか動き出せない気持ちもめっちゃわかります…

そこで本記事では、Webライター歴2年の僕が「文章力を高めるトレーニング方法」を紹介していきますね!

文章力は毎日トレーニングすれば「確実に」高まります

文章が苦手な人は「文才が必要」と勘違いしますが、実は間違い。

文章力は、毎日トレーニングすれば「確実に」高まりますよ!

8万部を突破した書籍「女の運命は髪で変わる」を出版した人気ライターの佐藤友美さんによれば、文章をうまく書くには「文章をわかりやすく書くためのスキル」が必要だと述べられていました。

”小説家であれば、人の心を打つ感動的な文章や文体、予想もしなかった展開を考える才能が必要ですが、多くのビジネス文書ではそういった情緒は求められません。代わりに必要なのは「正しい情報をわかりやすく伝える技術」です。

出典:永遠に文章が下手な人と上達する人の「差」,東洋経済オンライン

小説だと情緒的な文体が求められますが、ビジネス文書に必要なものは相手にわかりやすく伝える文章力です。

これはセンスではなく、トレーニングすれば身に付くスキルですよね。

誰でもトレーニングすれば、分かりやすい文章は書けるようになります!

じゃあ、具体的にどうやればいいんすか?

トレーニングを始める前に、大切なポイントを2つ知っておきましょう。

トレーニングを始める前に!文章力を高めるためのポイント2つ

文章力を高めるトレーニングを始める前に、以下の2つを頭に入れておきましょう。

  1. 書く前に考える
  2. 文章の型を使う

この2つのポイントで準備を行えば、トレーニングの効果が格段に高まります。

解説しますね!

ポイント①書く前に考える

文章力を高めるためのポイント1つ目は「書く前に考えること」

文章を書けない原因は、書く前に「文章の構成」を考えていないからです。

詳しくは後述しますが、文章の構成とは以下のような内容のこと。

  • 文章の読み手
  • 書く目的
  • 伝えたい内容

上記内容を整理せずいきなり書き始めても、途中で何を書くか迷い筆が止まってしまいがち。

逆を言えば、書く前に構成を考えれば、スラスラ書けるようになります。

むやみやたらに書き始めるのではなく「誰に」「何を」を考えましょう。

ポイント②文章の型を使う

文章力を高めるためのポイント2つ目は「文章の型を使うこと」

代表的な文章の型は以下の2つ。

  1. SDS法
    • S:Summary 要点
    • D:details 詳細
    • S:Summary 要点
  2. PREP法
    • P:Point 結論
    • R:Reason 理由
    • E:Example 例
    • P:Point 結論

SDS法は文章全体を理解してもらいたい時に、PREP法は結論をはっきり伝えたい時に適しています。

文章の型の詳細は、次の章でも紹介しますが、Webライティングで使える文章の型4つ|記事を悩まず書けるテンプレートを紹介でも解説しているのでこちらもどうぞ。

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毎日できる!文章力を高めるトレーニング方法5ステップ

文章力を高めるためのポイントが分かったら、以下の方法でトレーニングをやってみましょう。

  • ステップ①お題を決める
  • ステップ②文章の構成を決める
  • ステップ③文章の型を使って書く
  • ステップ④少し寝かせる
  • ステップ⑤自分で添削する

詳しい内容を、1つずつ紹介します!

ステップ①お題を決める

文章力を高めるトレーニング方法1つ目は「お題を決める」

以下からあなたにとって身近なものを一つ選んでみてください。

  • メール
  • プレゼン資料
  • 論文
  • レポート
  • 記事

個人的には、昨日仕事で送ったメールをお題にするのがおすすめ。

メールはたくさん送っているので題材選びが簡単ですし、トレーニングした内容はすぐに仕事で試せます。

まずは身近なお題から取り上げてみましょう!

ステップ②文章の構成を決める

文章力を高めるトレーニング方法2つ目は「文章の構成を決めること」

お題を決めたら、設計図となる「構成」をきちんと組み立てましょう。

構成を組み立ててあると、必要な内容だけを端的に書けます。

構成の決め方は以下のとおり。

お題ビジネスメール
読者上司
伝えたいこと・プレゼン資料の内容確認
・関係者との事前確認は完了
・確認後は部長承認を得たいこと

上記のように読者と伝えたい内容を決めれば、書く内容が整理されます。

事前に書くことが決まっているので、短時間で端的な文章を書けるようになりますよ!

論文や記事なども同様に、構成を組み立てましょう。

ステップ③文章の型を使って書く

文章力を高めるトレーニング方法3つ目は「文章の型を使って書くこと」

今回は、SDS法とPREP法を例に挙げて紹介します。

上述しましたが、もう一度おさらいしておきましょう。

  1. SDS法
    • S:Summary 要点
    • D:details 詳細
    • S:Summary 要点
  2. PREP法
    • P:Point 結論
    • R:Reason 理由
    • E:Example 例
    • P:Point 結論

具体的にどういう風に書けばいいんすか?

メールを例に、書き方の違いを比較してみますね!

SDS法の場合

  • S:〜さん。の件でご連絡です
  • D:(詳細情報)
  • S:恐れ入りますが、〜をお願いします

PREP法の場合

  • P:〜の件、〜の製品が故障したので修理対応お願いします
  • R:使っていたらいきなり動作を停止した
  • E:〜をしてみたが、今の所原因はわかりません
  • P:〜の修理対応をお願いします

両者ともビジネスシーンで使える型のため、あなたが文章を書くときに使いやすい方を選んでOK。

あなたが過去に書いたメールを見直し、SDSかPREP法で書き直してみましょう!

ステップ④少し寝かせる

文章を書き終えたら、文章を寝かせてください。

できれば、一晩ほど寝かすといいでしょう。

次の日に読んでみると、おかしな言い回しやリズムの悪さに気づくことってほんと多いんですよ汗。

あなたも、昔書いたメールやプレゼン資料を見返したときに「なんやこの文章は……」と焦った経験が1度はあるのではないでしょうか?

文章を書いたら一晩寝かすようにしましょう!

ステップ⑤自分で添削する

一晩寝かせたら、自分で必ず添削しましょう。

チェックポイントは以下のとおり。

  • 事前に作った構成の内容がすべて盛り込まれているか
  • 一文は短いか
  • 同じ意味の文章を何度も書いていないか
  • 主語と述語が合っているか
  • 読んでみてリズムがおかしくないか

誤字脱字だけでなく、主語述語のねじれや文章の矛盾がないかも要チェック。

あなた自身の目で文章を直してみましょう!

文章力のトレーニング効果をさらに高めるコツ5つ

トレーニング効果をさらに高めるためには、次にあげる5つのコツを参考にしてみてくださいね。

  • 音読する
  • 自分の文章にツッコミを入れる
  • 誰かに読んでもらう
  • プリントアウトして読み直す
  • 本を読む

上記5つのコツは、200万部突破した池上彰さんの「伝える力」という書籍から引用しています。

「伝えるプロ」の池上さんが言っている方法ですので、めちゃくちゃ信頼できる内容です笑

さっそく見ていきましょう!

コツ①音読する

文章力のトレーニング効果をさらに高めるコツ1つ目は「音読をすること」

目で追うだけではなく、声に出すことで文章の違和感に気づきやすくなるんです。

また主語と述語が対応していなかったり、読んでいておかしいなと思う部分に気づけます。

特に、息継ぎをするタイミングで句読点を打つとリズムが治ったりと良いことばかり。

なんで黙読じゃダメなんすか?

黙読の場合、無意識に飛ばしてしまったり読みかえてしまったりして問題点に気付けなくなります。

僕は黙読で見落としたことが何度もありましたが、音読をする習慣をつけたことで気づきやすくなりました。

なので、文章を1回音読するようにしましょう!

コツ②自分の文章に自分でツッコミを入れる

文章力のトレーニング効果をさらに高めるコツ2つ目は「自分の文章に自分でツッコミを入れる」

ツッコミを入れると、文章を注意深く読むようになるからです。

「本当にそうなの?」

「なんでそう言えるの?根拠は?」

「つまりどういうこと?」

「いやいやそれはないでしょ〜」

「それってあなたの感想ですよね?」

こんなふうにツッコミを入れながら読むと、文章が研ぎ澄まされます。

自分で鋭くツッコみながら、読み返してみましょう!

コツ③誰かに読んでもらう

文章力のトレーニング効果をさらに高めるコツ3つ目は「誰かに読んでもらうこと」

自分でツッコミを入れる方法をお伝えしましたが、それだけでは気付けない箇所もたくさんあります。

上司や先輩、後輩など周囲の人に一度読んでもらうと自分では気付けないことに気付けますよ!

ただ、どうしても恥ずかしい場合もありますよね笑

そんなときは、文章のプロから添削をしてもらうのが効果的。

もしあなたがロジカルなビジネス文書を書けるようになりたいなら、宣伝会議 文章力養成講座がおすすめです。

ライブ講義で文章のプロからノウハウを学びつつ、添削までしてもらえますよ。

ただ、料金が税込99,990円とかなーりお高め汗

文章を学ぶだけに10万円も払うなんて、正直気が引けますよね……

であれば「お金をもらいながら文章を学ぶ」のはどうでしょうか?

つまり、Webライターとして文章を書き、お金をもらいながら添削を受けて文章力を磨くということ。

Webライターが書く文章ではPREP法を使うため、仕事でメールを書くときやプレゼン資料を作るときにもバッチリ活かせます!

しかも、初心者でも月数千円〜数万円のお小遣いまでGETできちゃいますよ。

完全初心者からのWebライターの始め方は副業Webライターの始め方|初心者から月5万円稼ぐまでの完全ロードマップにまとめていますので、ぜひチャレンジしてみてください!

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コツ④プリントアウトして読み直す

文章力を高めるためには、プリントアウトして読み直すのも有効です。

なぜなら、プリントアウトして初めて「読み手の立場」に立てるから。

最近は文章を「書く」のではなくパソコン上で「打つ」行為に変わっていますよね?

つまり、パソコン上で読むのは書き手の視点であり、読み手の立場には立てていません。

そこでプリントアウトすれば、読み手の立場に立って文章を見直せるんです。

大事な書類を提出するときは、一度プリントアウトして読み直してみるといいですよ!

コツ⑤本を読む

文章力を高めるのに、書籍で知識を得るのがおすすめ。

ネットだと情報は溢れていて知識も得られますが、本で学んだ方が効率が良いです。

書籍はたくさんありますが、その中でも僕が初心者におすすめしたい本は「新しい文章力の教室」

本書では、構成の考え方やわかりやすい言い回しなど、読みやすい文章の具体的なテクニックが書かれています。

文章力を高めるためのライティング本は【初心者向け】Webライティング本おすすめ14選|記事単価2万の現役ライターが紹介で紹介したので、よければ見てみてください。

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実用的な内容も満載なので、何度も読み直して文章力を高めましょう!

まとめ|文章力を鍛えると、仕事で一生使える強力な武器が手に入る

本記事では【社会人向け】文章力を高めるトレーニング方法5ステップ|毎日続けるコツやおすすめの講座を紹介について、以下の内容でお伝えしてきました。

  1. トレーニングを始める前に!文章力を高めるためのポイント2つ
    • ポイント①書く前に考える
    • ポイント②文章の型を使う
  2. 毎日できる!文章力を高めるトレーニング方法5ステップ
    • ステップ①お題を決める
    • ステップ②文章の構成を決める
    • ステップ③文章の型を使って書く
    • ステップ④少し寝かせる
    • ステップ⑤自分で添削する
  3. 文章力のトレーニング効果をさらに高めるコツ5つ
    • コツ①音読する
    • コツ②自分の文章に自分でツッコミを入れる
    • コツ③誰かに読んでもらう
    • コツ④プリントアウトして読み直す
    • コツ⑤本を読む
  4. まとめ|文章力を鍛えると、仕事で一生使える強力な武器が手に入る

社会人になるとメールやプレゼン資料など、文章を使う場面が増えますよね。

僕は、上司へのメールを1通送るだけでも、かなりの時間がかかっていました。

「どうすれば文章力が高められるんだろう?」

このようなことをずっと考えていましたが、毎日トレーニングを積み重ねていたら、少しずつ文章力が高くなっていくのが実感できました。

最初はなかなか思うようにかけず投げ出したくなるかもしれませんが、毎日少しでも書けば必ず文章力は高くなります。

特に文章の構成がきちんと決められて、添削を受けることで文章力が高くなるスピードが早くなるでしょう。

文章力を鍛えて損はないため、ぜひ明日からトレーニングを実践してみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

文章力が少しでも高くなることを願って。

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